【定例記者会見 大雪の状況について】
大館市では、2月1日時点での累計降雪量が682cm、1月だけで590cmと、観測史上最高となる記録的な豪雪となっています。最大降雪量は70cm、最大積雪深は125cmで、いずれも過去最高です。
この豪雪により、市民生活はもとより、通勤・通院、物流、店舗の来客減少など経済活動にも大きな影響が出ています。市としても「まさに災害級」の状況であるとの認識を共有しました。
市は1月21日に災害警戒対策室を設置し、1月26日には災害警戒対策部へ移行しました。人的被害は1月31日時点で16件(うち重症10人)となっており、屋根からの転落、除雪中の転倒、除雪機械の事故、落雪などが発生しています。
現在進めている主な対応は次のとおりです。
・高齢者や障害のある方など、要配慮者への安否確認(関係機関と連携)
・生活困窮世帯への支援を含めた生活支援策の整理・検討
・救急体制の強化(救急隊を通常3名から4名体制へ、必要に応じ消防車も同時出動)
・除雪・排雪体制の継続的な強化(1月は一斉出動11回、幹線道路では一部3巡目)
・雪捨て場の逼迫への対応と代替雪置き場の周知
災害救助法についても、近隣自治体と情報交換しながら、適用のメリット・デメリットを検討しています。制度を適用すれば終わりではなく、仮に予算措置が可能になっても、次に課題となるのはマンパワーの確保や優先順位の整理です。大館市にとって本当に最適な手段かどうかを精査したうえで判断していきます。
さらに、国土交通省・県と連携し、中心市街地で「スクラム除雪」を実施します。市が市道側から国道側へ雪を押し出し、国のロータリー除雪車でダンプに積み込み、雪捨て場まで運搬する方式で、国・県・市が一体となって除雪の加速を図ります。
現場で対応にあたってくださっている事業者の皆さまも大変厳しい状況の中で作業を続けてくださっています。市としても、現場の声を踏まえながら優先順位を明確にし、安全確保を最優先に、使える制度はすべて使う姿勢で対応していきます。
引き続き、市民の皆さまの命と暮らしを守ることを第一に、一日も早い生活環境の回復に全力で取り組んでまいります。
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